福島県労働委員会労働者委員の公正任命求め要請

 福島県労連は、5月22日午後、福島県庁で、福島県知事に対し、福島県労働委員会労働者委員の公正任命を求める要請を行いました。松本雅昭県商工労働部長が対応しました(写真右はじ)。要請は労働者委員の改選時期(2年任期、定数5人)にあわせて実施したもので、福島県労連加盟組織が推薦した5人の候補者の任命を求めました。労働者委員は、県内の労働組合のセンターが福島県労連と連合福島の2つになった1990年以降から現在まで、国の任命方針に反し、連合福島加盟組織が推薦する候補者だけが任命される状況が34年間続いています。野木茂雄県労連議長は多くの労働者・労働組合に活用される労働委員会のために、「労働組合の系統別」「産業」「地域」に配慮するという国の方針に従った任命を求めました。松本県商工労働部長は「総合的に判断する」と述べました。